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自宅で抹茶を点てる方法、必要な道具は最低これだけ

お稽古のない日も、私は自分のためにお茶を点てます。

「家で抹茶を点ててみたいけれど、何が必要ですか?」と聞かれることが増えました。案外少ない道具で始められるのですよ。今日はそのことを書いてみます。

目次

最低限必要な道具は三つだけ

ご自宅で抹茶を楽しむだけなら、必要なのはこの三つです。

一つ、抹茶。二つ、茶筅(ちゃせん)。三つ、茶碗。

茶杓がなければティースプーンで代用できますし、茶碗も、実はご家庭のカフェオレボウルやどんぶり型のお茶碗で構いません。口が広くて深さのある器なら茶筅が振れます。

茶筅だけは代用がききませんので、これだけは買ってください。百本立てが点てやすくておすすめです。千円台からあります。

おいしい薄茶の点て方

私のやり方をご紹介します。

まず茶碗にお湯を入れて温め、そのお湯で茶筅の穂先も湿らせます。茶碗のお湯を捨てて、布巾で拭きます。

抹茶を茶杓で一杓半、ティースプーンなら軽く一杯(約二グラム)入れます。お湯は七十〜八十度くらいを六十ml ほど。沸騰したてより、少し冷ましたほうがまろやかになります。

茶筅を手首で前後に振ります。腕ではなく手首です。「の」の字を書くのではなく、まっすぐ前後にシャカシャカと。泡が細かくなったら、最後に茶筅をそっと引き上げます。

最初はうまく泡が立たなくても大丈夫。お茶は泡を飲むものではなく、味わうものですから。

抹茶はどんなものを買えばいい?

お茶屋さんやデパートで、二十グラム千円前後のものから始めるとよいと思います。「お薄用」と書いてあるもので十分です。

開封したら冷蔵庫か冷暗所で保管して、一ヶ月くらいで使い切るのが理想です。抹茶は鮮度が命。古くなると色も香りも落ちてしまいます。

自分のために点てる一服

お茶と言うと「おもてなし」と思われがちですが、自分のために点てる一服も、よいものです。

お湯が沸く音を聞いて、茶筅を振って、一口いただく。ほんの五分か十分のことですが、気持ちがすっと落ち着きます。

誰に見せるでもない、誰と比べるでもない。今日の自分においしいお茶を一服。そんな時間を、皆さんの暮らしにもおすすめしたいのです。

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