「茶道って、月謝はどのくらいかかるの?」
お稽古を始めようか迷っている方から、よくこんなことを聞かれます。
確かに私も、最初は見当がつきませんでした。義母のところで習い始めたので、月謝という感覚がなかったのですが、後になって稽古仲間から話を聞いて、ようやく相場がわかってきました。
今日は、これから茶道を始めようとお考えの方に、費用の目安をお伝えしてみようと思います。通われるお稽古場や地域、流派によって差がありますので、あくまで目安としてご覧ください。
月謝はどのくらい?
月謝は、お稽古場によってかなり幅があります。
月に2〜4回通う場合、3,000円から15,000円くらいが一般的な目安ではないでしょうか。
先生の格、お稽古の頻度、地域によって変わります。都市部のほうが少し高い傾向があるようです。また流派(表千家・裏千家・武者小路千家など)によっても違いがあると聞きます。
月謝のほかに、年に数回の「お茶代」(稽古で使うお抹茶・お菓子代)が別途かかるところもあります。1回500円〜1,000円くらいのところが多いようですが、月謝に含まれているお稽古場もあります。最初に確認しておくといいと思います。
最初に揃える道具は何?
道具のことが気になる方も多いですね。
最初に必要なものとしてよく言われるのは、帛紗(ふくさ)、扇子、菓子切り、懐紙(かいし)あたりです。これらをセットで揃えると、5,000円から10,000円ほどが目安かと思います。
私が最初に言われたのは「まず帛紗だけ」でした。義母からそう言われて、帛紗の畳み方を覚えるだけで何週間もかかりました。一度に全部揃えなくてよかったと、今でも思っています。
茶碗や茶筅(ちゃせん)、棗(なつめ)などは、はじめからご自分のものを用意しなくても大丈夫です。お稽古場の道具をお借りしながら、慣れてきたら少しずつ揃えていく方がほとんどです。
道具は、長く続けていくうちに自然と増えていくものです。最初から気張って揃える必要はないと思います。
着物は必要ですか?
これが一番気になるところかもしれませんね。
普段のお稽古は、洋服でも大丈夫なお稽古場がほとんどです。動きやすい服装で来てください、というところが多いと思います。ただ、正座をすることが多いので、スカートよりはスラックスやパンツスタイルのほうが動きやすいかもしれません。
茶会や改まった行事のときは着物姿の方が増えますが、最初から用意する必要はありません。慣れてきた頃に、少しずつ考えればいいと思います。
ただ不思議なもので、続けていると着物が欲しくなってくるんですね。私も気づいたらずいぶん増えていました。
(茶会の服装については、お茶席でのお菓子のことなども参考にしていただけると、茶席の雰囲気がつかめると思います。)
最初の一歩を踏み出すには
費用のことはもちろん大切ですが、先生やお稽古場の雰囲気が自分に合うかどうか、というのも同じくらい大事だと思っています。
体験レッスンや見学を受け付けているお稽古場も多いので、まずは一度行ってみるのがいちばんかもしれません。雰囲気を感じてみて、続けられそうかどうか確かめてから決めても遅くはないです。
私が茶道を始めたのはもう45年以上前のことですが、今でも「あの頃に始めてよかった」と思っています。費用の心配をしていた自分が、こんなに長く続けるとは思っていませんでした。
「お茶、面白そうだな」と少しでも思っていらっしゃるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。また稽古場でのことなど、気になることがあればこちらのブログでも少しずつご紹介していきますね。

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