江口一子– Author –
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花
大毛蓼
大毛蓼 (おおけたで)私はおおたでと呼んでいます。 9月初旬に写したので、大分くたびれた「大毛蓼」です。 夏の間はとてもしゃんとしていて綺麗でした。 今年の春、我が家の庭ににょきにょきと芽が出て、いつの間にか2メートル近くになり、どんな花が咲... -
花
江月照松風吹
色紙は江月照松風吹(こうげつてらししょうふうふく)です。 お花は、庭に咲いていた秋海棠と水引です。秋海棠の花はピンクでかわいい花ですが、葉は大きくて厚くて堂々としています。この花が咲くと私は初秋を感じます。 大好きな花です。写真を見て反省... -
茶道具
高取焼
友達の好きな高取焼の風炉です。 (風炉として売っていたのではないと思いますが) 気に入った品があれば後先を考えず自分の物にしたくなる性格の友達が一目惚れして購入した高取焼です。手にしたあとで(さて是はなんに使えるかな?)と考えて風炉にした... -
花
キレンゲシヨウマ
我が家の庭に咲いたキレンゲシヨウマの花です。3年ほど前に山野草を販売している店で購入しました。 昨年、花を見たときとても感動しました。 今年の夏に咲いたので撮ってみました。 お茶の友達で「山登りが旦那よりも好き」と言うほど山好きの友達がいま... -
掛け軸
そつ啄同時
なにかの本で「啐啄同時」(そつたくどうじ)の言葉を読んだ事を思い出し調べてみました。 有馬頼底氏の本には次のような説明がありました。 鳥の卵が孵化しようとするときに殻の中で雛鳥が外に出ようとして内からコツコツ殻をたたく音を「啐... -
年間行事
9月になりました
もう9月になってしまいました。今年はなかなか計画通りに行かずいらいらしています。 9月といえば天然忌が催されます。 表千家中興の祖といわれる如心斎の徳をしのび、お家元では毎年、九畳敷で「且座」を行なうのが習いとなっているようです。9月13日はま... -
茶道具
松老五雲披
この尋牛斎筆の掛け軸は4月の大寄せの茶会の時、薄茶席に掛かっていました。亭主が「私の好きな掛物です」とお喋っていました。 松老いて五雲を披く、と読んで頂きました。 めでたい老松の上に五色の雲がたなびいている光景は、いやがうえにもめでたいもの... -
茶道具
長板風炉の一つ飾り
先日、10月にある講習会の案内が郵送されてきました。 講習科目は「長板の一つ飾り」で茶碗飾り、初炭、濃茶「長緒」、薄茶、花寄せ、盆点、花月と講習科目が多い。うれしいことです。 長板には、大、小があり大は風炉に使い、小は炉に使います。 長板の中... -
茶道具
刷毛目姥口釜
写真は刷毛目姥口釜です。 釜の肩より口縁のほうが落ち込んでいます。 私は昔の人はどうしてこんなに偉いのだろうと思います。姥口と名前をつけたことにも面白いなあと感心です。歯の抜けた老女が口を結んだ形に似ているところからの名称だと聞いています... -
茶道とは
おもてなしの心
講習会での事です。 薄茶点前の稽古が始まりました。亭主が茶道口で一礼、歩き出しました、サッサッサと、ちょっと早いかなと思ったら宗匠が、「すこしゆっくり歩きなさい」と注意しました。でも身についた歩き方はすぐに直るものではない。建水を取りに水...