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中置の炭点前 ③

中置の点前①と②で、釜に炭をつぎました。今度は香をたきます。
炭点前
4、香合の蓋を取り、羽箒の先から三分の一ほど下がった左横に置きます。
火箸を炭とりから取って、蓋の手前で付いて持ち直し、香を二つたきます。
香木を火箸で挟むときは横からはさむようにすると落とさないと思います。
火箸をついて持ち直し、炭とりの中央に戻します。
右手で香合の蓋を取ってしめます。
この時、正客より拝見の所望があれば、一礼して受け、香合を左手に持って客付き正面に回り、香合の正面を客に向けて釜の左横を通って拝見に出します。
拝見に出す位置は、茶碗を出すあたりです。

5、拝見に出したらすぐに右手で環を取り環付(環付き)にかけます。
両手で環を持って、釜を初めに上げた位置まで引き、斜めにします。
環を釜にあずけ、体を風炉正面に戻し、両手で環を持って釜を風炉にかけます。
環を釜にあずけ、右手で釜敷きの手前を取り、左手で左横、右手で右横と持ち替えて
右手の親指を下にして炭斗(すみとり)の中、右側にしまいます。
環の切れ目が右横を向くようにねかせて置きます。
釜の座り具合を右、左と確かめ、ゆがんでいれば直し、環を左、右と外して、体の正面で合わせて右手で横から持ち、炭とりの中へしまいます。香合のあったあたりにしまいます。
右手で羽箒き(はぼうき)を取って左手を添え右手で持ち直し、釜の蓋を、つまみの
向こう、つまみの手前と拭き炭とりの上、左寄りに戻します。
炭とりを少し左に戻してから、炭とり正面に寄り炭斗を両手で持って下がり、茶道口を閉めます。

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