大徳寺第511世立花大亀老師作 銘 「老松」です。
茶杓の始まりは、中国の薬匙に由来すると聞いています。
茶杓は、作る人によってとても特徴が出ていると思います。
最先端部分の「露」がなだらかで、丸かったり、尖らせたり、櫂先の折り曲げた角度が急だったり、緩やかなカーブだったりします。
又、実際に点前で抹茶をすくうと以外に掬いずらかったり、反対に思うように掬えたりします。小さいけど存在感のあるお道具だと感じます。
2005年の8月に105歳で亡くなられた大亀老師のお茶杓は、お茶会や茶事の席でたくさんお目にかかりました。
「養老」「無尽蔵」などの銘の茶杓も拝見させていただきました。
H20.10月4日、10月11日の茶杓の銘もあわせてご覧ください。
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