1. TOP
  2. 筒茶碗

筒茶碗

作法 茶道具
この記事は約 2 分で読めます。 1 Views

DSC031382月の極寒の時季には、茶室でも炉にたくさん炭をつぎ、釜も大ぶりで口の広い広口釜をかけ、湯気が立っていると、暖かさを感じます。
また、筒茶碗という、深い茶碗で点てると、お茶が冷めにくく、頂く手のひらに温もりを感じさせてくれます。

筒茶碗の点前は、さほど決まりはないようですが、盛夏の時季に、平茶碗に絞り茶巾を仕組んで、お客様の前で茶巾を絞り直し、その間に茶碗を冷ますように、筒茶碗の点前でも、茶巾を絞りなおしている間に、茶碗の中にお湯を入れて温めます。

扱いは、茶碗の胴を持ち、運び出ししますが、斜め上を持つよう指導する先生もいらしゃいます。

茶碗の拭き方が、普通とちがいます。人差し指と中指で茶巾をはさみ茶碗の底に入れます。指を離さずに底を左、右、中央と拭き茶巾を茶碗の中央に置き、点前の輪を人差し指と中指ではさみ輪を外にして縁にかけ、3度回して拭いたら茶碗を茶巾ではさんだまま、膝前に置き、左手は添えずに茶巾を上に抜き取ります。
右手の指で茶巾を整え釜の蓋の上に置きます。
このときが普通と全く違いますので、筒茶碗の扱いで面白い箇所です。

筒茶碗の扱いは1年でほんの1ヶ月くらいですので、忘れている事が多く、必ず先生から指摘されます。そのたびに あ!そうだったと思い出す人が多いようです。

茶碗のお湯を捨てる時は、底全体をしっかり持ち、お湯や水をこぼした方が安全だと思います。

客の作法としては、薄茶を頂く順序は同じですが、茶碗の持ち方が違うだけです。
普通持つ時は、斜め上から持ち、お茶を頂くときは、しっかりと茶碗の胴を右手で持ち左手で受けます。

厳冬の時期に温かくもてなそうと茶碗を細く、深くした先人の知恵には、この筒茶碗を拝見するたびに感心させられます。

\ SNSでシェアしよう! /

茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

茶道教室 お茶のある暮らし 【茶道・写真・道具】の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア

ライター紹介 ライター一覧

江口一子

この人が書いた記事  記事一覧

  • 梅エキスを作りました

  • 初夏の花

  • もうすぐ風炉の季節

関連記事

  • 掛物

  • 炭点前の道具

  • 菓子を盛る器 菓子の取り方

  • 飾物五箇条

  • 茶道(茶の湯)に使う道具

  • 桃花笑春風