お茶の席– category –
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お茶の席
籠花入れ
籠花入れは、風炉の時季によく使われていますが、名品、古作は季節を問わず使うそうです。炉を閉めて風炉になった時、籠花入れに矢筈がや、むくげが生けられているととても涼しく感じます。 また、秋にはたくさんの花を籠に入れると茶室が華やかになります... -
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客 香合の拝見
客は拝見に出された香合の拝見をします。 (香合をとりに出ます。) 客は正客、次客、お詰めの時は、まず、炭点前のとき香合が拝見に出されて、亭主が 炭とりを下げると、正客は香合をとりに出て、自席に戻り、香合を畳のへり外、上座 寄りにおいて居ずま... -
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名残り 三夕の歌
10月に入り月と水の冴える時季になりました。それと同時に名残の時期でもあります。名残りの頃の茶人の心情を表した「三夕の歌」があり、利休も殊に好んだと言われています。 三夕の歌 「さびしさは その色としも なかりけり ... -
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白芙蓉
天然忌は、9月13日に催されます。 残月亭の床には、如心斎の円相の軸がかけられ、 三田青磁算木の花入れに、白芙蓉がいけられ、前に天目に茶とうが供えられます。 白芙蓉の花を入れるのが慣わしのようですが、白芙蓉がない時に、酔芙蓉を 入れていると、昼... -
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清風拂名月
9月14日(旧暦の8月15日)は中秋の名月でした。 こちらはあいにくの曇り空で、満月はきれいに見られませんでした。 ススキや花などをさし、団子を供えて月見の茶会を楽しんだ方も大勢いらしたことでしょう。 この席で [清風拂名月] の掛け軸をよく拝見しま... -
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着物 ④
茶道で履く足袋は木綿で白色と決まっていますが 何故と思ったことありませんか? 私は、先生から木綿を履きなさいと教えられていましたが、ある講習会で、床の間の拝見を済ませ次に風炉釜の拝見に進んでいた時、 「足袋は木綿を履きなさい」と注意をされ... -
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着物 ③
供養の茶会ではどんな装いをすればいいのか悩んだことありませんか? 控えめな色合いの色無地や江戸小紋が良いと思います。 金、銀の使っていない帯を合わせましょう。 「夢」、「忍」の字や蓮の絵の付いた帯を締めている年配の方をよく見かけます。 利休... -
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着物 ②
お茶の稽古を始めると1年間を通じて何かと会が催されます。 11月に入ると口切の茶事、お正月を過ぎると初釜とおめでたい行事があります。 格式の高い茶会には「色留袖、訪問着、付け下げ」がよいと思います。 今後、購入予定のある方は結婚式などで着るよ... -
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着物 ①
茶道の稽古を始めると着物とは切っても切れない付き合いが始まります。 私にとって着物は高価な買い物です。なかなか思い通り買えませんが、帯や小物で変化をつけて楽しんでいます。 それに、最近「たんすにしまっておくのも、もったいないから着てね」と... -
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茶道(茶の湯)に使う道具
茶道の教室では、5月の初めごろから11月の初めごろまで写真のように風炉の点前でお稽古をします。 部屋のしつらえは、風炉の丸卓の初飾り といいます。 1 掛物(かけもの) 禅語などが書かれた掛け軸で道具の中では最も格が高く、床に掛けて使います。 2...