中置きの炭点前でどこに、炭斗(すみとり)を置いたらいいんだろうと迷った事ありませんか。釜の右横に小棚があると思ってください。中置きの炭点前は、棚を置きつけた風炉の炭点前と同じです。亭主の座る位置が畳の中央になりますので、少し点前が違うところがあります。
炭点前
1、茶道口に炭斗を置き一礼する。そのまま炭斗を持ち出し、道具畳右よりに進み
風炉の手前、右寄りに置きます。(小棚があると思って棚前の位置に置きます。
体を風炉正面に移し、炭斗(すみとり)を少し右に寄せ、羽箒を炭斗の左に下ろし、火箸は畳の上に置かず入れたままにしておきます。香合は右手で出し左手で扱い釜の敷き板の左手前に置きます。
2、釜を上げるために、服紗で釜の蓋を閉めて、炭斗から環を取り出しかけます。
釜敷を右膝横に置きます。両手で環を持って釜を上げ、釜敷におろします。
体を釜正面に回し、釜の座り具合を右、左と確かめて、釜を右膝がしらまで「への字」に動かして向きを変え、環を釜にあずけます。客付き正面に体の向きをかえてから、環を持ち再び釜を右膝がしらまで動かします。環を左、右と外し、釜の右横に
並べて置きます。体を風炉の正面に戻します。
コメント
コメント一覧 (1件)
中置炭点前でこちらにたどり着きました。
素敵なブログですね。ブックマークさせて頂きました。
炭をつぐとき、炭取籠を右にずらしますか?
昨日拝見したのですが、よく見ていなかったのでふと疑問に思いました。
お点前さんは、なぜか右にずらしていらして、おしまいの頃に定置に直されたような気がしています。