掛け軸– category –
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無事是貴人 碌々斎
11代碌々斎宗匠が12歳の時の筆で 「無事是貴人」ぶじこれきにん と読みます。 ある講習会の時にこの掛物がかかっていました。そのときに宗匠から説明を頂いたのですが、禅のことばは、はっきりと理解できませんでした。ただ普通に思っている「無事」の... -
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表具師 奥村吉兵衛
千家十職のなかで表具を主に、紙の茶道具を担当する奥村吉兵衛家があります。 「千家十職 茶の湯と裂の工芸 表具師 奥村家と袋師 土田家」という冊子のなかで奥村家の表具について対談がありました。 表具の紙についてや裂についてのお話の中で、糊は... -
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歩々是道場
昨日テレビのスイッチを入れると、男性が薄茶の点前をしていました。 しばらくみていると、裏千家の点前のようでした。 袴姿の男性が、丁寧におこなっていて、ついつい引き込まれて見てしまいました。 解説者の後ろの床に、「歩々是道場」の掛物がかかって... -
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掛物
立春を迎えると何となく暖かさを感じます。 吹く風にも春を感じます。 遠仁者疎都 富久者有智 前大徳 玄道 二行の掛物があります。なんとお読みしますか? おにはそと ふくはうち と、お読みします。 今日、犬の散歩をしていたら、... -
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12月の掛物
炉開きの行事も済み、師走のお茶を楽しんでいますが、やはり12月になると何となく落ち着きません。 主婦にとって12月はなんとも忙しい時季です。 12月には「無事」の掛物をよく拝見します。 2文字ですが、とても重みのある文字ですね。 拝見するた... -
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流水無間断
テレビの番組の中でお裏千家の大宗匠が元旦にお茶を点てている場面がありました。 若水を汲み、その新しい水を半量加えて点てる事で、次につないでいく事で、まさに、「流水無間断」(流水に間断無し)(りゅうすいに かんだんなし)で、 流れる水は、途... -
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茶会
11月の初めに、九州茶道会館の茶会に行って来ました。 今回の茶会でも収穫がたくさんありました。やはり茶会にいき収穫があるととてもうれしいですね。 茶道会館の「九畳敷」の部屋のお床に、 「山花開似錦」(さんかひらいて にしきににたり)の掛物が... -
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萬歳緑毛亀
犬の散歩コースの途中に防火水槽があり、その中には亀とすっぽんが共同生活しています。 水槽の大きさは、3メートル四方程度です、亀が居るのに気がついたのは3年ほど前ですが、近づいていくと、さっと水にもぐってしまいますが、一匹だけのんびりとして... -
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偶然にも同じ方の書を掛けてあったので写真に撮りました。 松風一味禅・・しょうふういちみのぜん 松を吹く風には清らかな音がある。それを聴く私も心まで澄みわたり、最上の禅の心を味わえること。 閑坐聴松風・・かんざしてしょうふうをきく 静かに坐れ... -
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山高月上遅
10月11日は十三夜でした。秋の月は一年で一番美しいと言われますが、本当にそう思います。朝方すこし欠けた月が西の空に出ていました。 夏の間は空を見上げるのは容易でしたが、これから寒くなると月を見ることも少なくなりそうです。 月の字のある語...