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歩々是道場

昨日テレビのスイッチを入れると、男性が薄茶の点前をしていました。
しばらくみていると、裏千家の点前のようでした。
袴姿の男性が、丁寧におこなっていて、ついつい引き込まれて見てしまいました。
解説者の後ろの床に、「歩々是道場」の掛物がかかっていたので、調べてみました。

「ほほこれどうじょう」とよみ、雰囲気から何となく解るように、修行は道場で座禅をしている時だけでなく、日常生活すべてが修行であるということのようです。

表千家のお茶の稽古を続けていて、他の流派のことを知りたいと思いながらも、吸収する余裕もなく、時がすぎてしまいましたが、ブログを書くようになってから、「知る」楽しさを教えてもらったような気がします。

外は雨が降っていて寒くなりました。2~3日前までの陽気が嘘のようです。
冬から春へ変わりつつあるこの時季は、寒暖を繰り返す「三寒四温」となる事が多く、このうち「寒」に戻る時は、俳句の早春の季語で「冴え返る」(さえかえる)と言うそうです。新聞の天気予報欄に載っていました。

お茶の稽古も春になる前の寒い時季は、利休が好んだ侘びの世界を楽しむ時季のような気がします。釣り釜、広口釜、透き木釜、流し点てなど楽しみたいと思います。

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