お茶の席– category –
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お茶の席
水屋着 着物
お茶事を催す良い季節になりました。 炉開きは、柚子の色ずく頃と利休さんが言っていますが、温暖化が進んでいる今、本当に色ずくのだろうかと疑問に思っていたのですが、我が家の柚子の実も黄色くなってきました。 何百年前も今も、季節は同じように巡っ... -
お茶の席
着物 水屋着
11月に入りました。 いよいよ炉の季節になりました。 皆さんの教室の稽古場も、再来週あたりから炉のお稽古になる事でしょう。 炉の季節になると不思議な事に茶事を催す事が多くなります。 お茶事の稽古のとき、「着物の上にどんなものを着たらいいの」... -
お茶の席
懐紙
私たちが茶席で使う懐紙は、他の道具に比べればとても地味な存在です。 でも、ないと困る存在です。 稽古のときなど忘れていると、あわてて隣の方に「すみません」と言って数枚いただくことになります。 懐紙には、すずり箱に重ねて茶席に飾る料紙と、茶席... -
お茶の席
萬歳緑毛亀
犬の散歩コースの途中に防火水槽があり、その中には亀とすっぽんが共同生活しています。 水槽の大きさは、3メートル四方程度です、亀が居るのに気がついたのは3年ほど前ですが、近づいていくと、さっと水にもぐってしまいますが、一匹だけのんびりとして... -
お茶の席
炉の花
我が家の庭の西王母の花が2週間前ほどから咲き始めました。 炉開きはいつかいつかと、待っているようです。 私が、いつ咲くか、いつ咲くかと心待ちしている花があります。 5年ほど前、京都の「高台寺」に行ったとき、記念にと思い椿の種を拾って持ち帰り... -
お茶の席
掛け軸
偶然にも同じ方の書を掛けてあったので写真に撮りました。 松風一味禅・・しょうふういちみのぜん 松を吹く風には清らかな音がある。それを聴く私も心まで澄みわたり、最上の禅の心を味わえること。 閑坐聴松風・・かんざしてしょうふうをきく 静かに坐れ... -
お茶の席
お茶の稽古
このブログを読んで頂いている方は、多分お稽古を始めて日の浅い方ではないだろうかと思います。 お茶を始めていかがですか。 仕事帰りに急いで教室へ行かれている方や、定年退職をされてのんびりとお茶の稽古をされている方などいろいろな形で楽しまれて... -
お茶の席
名残りの頃 10月
5月から11月の初めの頃までが風炉の時期です。 初風炉の頃の風炉釜は大ぶりで、真夏は小ぶりを使い、やがてまた大ぶりの風炉釜になっていきます。10月の終わりの今の時期は、中置きで大ぶりの風炉を据えています。一雨降るごとに寒さを感じるこの頃は... -
お茶の席
開炉の頃
もうすぐ11月を迎えます。 暦の立冬を炉を開く目安としています。 今年は11月7日が立冬のようですが、利休さんは、柚子が黄色く色ずくのを見て炉を開くように言われ、宗旦は吐く息が白く見えるようになれば炉を開くようにと言っていたようです。 昔の... -
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訶梨勒 かりろく
あと2ヶ月すればお正月ですね。 初釜やお祝いの席に、訶梨勒(かりろく)とよばれるものを、床柱、書院などにかけているのを見かけますが、なんだろうと思っていました。 訶梨勒はインド地方に産するシクシン科の喬木で、その実が眼の病気や風邪に効くこ...