作法– category –
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作法
中置の炭点前 ②
講習会では、「炭点前は丁寧にせず、さらりと済ませなさい。」と注意をされる事があります。私もこの頃少しスムーズに点前ができるようになりましたが、まだまだ自然と手が動くのではなく、「は、ひ、こ、ふ、かん、かましき」と、頭の中で確認しながら手... -
作法
中置きの炭点前
中置きの炭点前でどこに、炭斗(すみとり)を置いたらいいんだろうと迷った事ありませんか。釜の右横に小棚があると思ってください。中置きの炭点前は、棚を置きつけた風炉の炭点前と同じです。亭主の座る位置が畳の中央になりますので、少し点前が違うと... -
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開炉の茶事
開炉の茶事:かいろのちゃじ 11月の初旬、半年間使っていた風炉をしまい、炉を開きます。その時に催す茶事が 開炉の茶事ですが、開炉の頃は、口切りの茶の時期でもありますので、口切りの茶事として行なうことが多いようです。 口切りの茶事は最も正式な... -
作法
七事式 且座
七事式は、けいこを引き締め修練を目的に工夫されたと言われております。 そのうちの、且座は、如心斎が新たに工夫、制定されたもので、花、炭、香、濃茶、 薄茶を主客5人で分担します。 正客は花を入れ、二客は炭をつぎ、三客は香をたき、東は濃茶、半東... -
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天然忌 花寄せ
お家元では、天然忌には花寄せと且座をするのが、決まりになっているようです。 花寄せは、(よし屏風)に、たくさんの花入れを掛け、床にもいろいろな花入れを置き、正客から思い思いの花を入れていきます。亭主が入れ終わると、又、正客から入れていきま... -
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竹台子
竹台子 たけだいす と読みます。 村田珠光の好みと伝えられています。 天然忌の時は、竹台子の棚の中央に鳳凰風炉と富士釜を置きますが、 この一つ飾りを、考案したのが如心斎だそうです。 台子の竹の柱を組み立てるときに、いつもどこにどの柱を立てよ... -
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天然忌
9月13日は、表千家七代如心斎の遺徳をしのぶ追善の法要が、家元にて営まれ、 全国から社中が集まります。 表千家の基礎を築き、けいこの方式として七事式を定めて、表千家中興の祖と いわれており天然忌には、遺徳をしのんで、花寄せ、且座、一二三や数茶... -
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茶事 朝茶 ⑥
水屋で相伴の終わった亭主は吸い物を出して、次に八寸に通常、海と山の酒肴を盛り酒をつぎ、肴を勧めてさらに客と亭主との間に盃を交わします。 この盃は、正客の盃を亭主が頂き、そしてこの盃を、亭主から次客へ、次客から、亭主へ、又亭主から三客へと千... -
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茶事 朝茶 ⑤
初座 懐石(かいせき)作法 朝の軽い食事として一汁二菜の懐石を頂きます。 (亭主) 客に座布団をすすめる。 正客に膳を運び、正客は一膝進み出て膳を受け礼を交わして、膳を置く。 (正客) 一ひざ下がり、次客に「お先に」と会釈して膳を引く。 (亭主) 客... -
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茶事 朝茶 ④
初座 初炭(しょずみ)客の作法 席入りの後、亭主は炭をつぎます。 正客は炭手前を拝見しながら炭道具について尋ねます。 亭主がお香をたきおえ香合の蓋を閉めると、正客は香合拝見の所望をする。 亭主が炭斗を持って下がると、正客は香合の拝見を始める...