作法– category –
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湯返し ゆがえし
「湯返し」は、どうしてするのだろうと疑問に思ったことありませんか? 先生が「棚に飾るので湯返しをするのですよ」と教えてくれるでしょう! そうなんです。 湯返しは、点前の最後に釜に水を差し、柄杓を棚に飾る時に、柄杓の合についた水が 同じように... -
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筒茶碗
2月の極寒の時季には、茶室でも炉にたくさん炭をつぎ、釜も大ぶりで口の広い広口釜をかけ、湯気が立っていると、暖かさを感じます。 また、筒茶碗という、深い茶碗で点てると、お茶が冷めにくく、頂く手のひらに温もりを感じさせてくれます。 筒茶碗の点... -
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八寸の取り合わせ
八寸は懐石の席で、主客の盃のやり取りのときに、酒の肴として出される、海のもの 山のものを盛った器です。 八寸四方の杉木地の、四方盆に盛って出すので八寸と呼ばれています。 普通、海のものと、山のものを二種盛って出しますが、珍味や到来物があると... -
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菓子を盛る器 菓子の取り方
写真左上は主菓子(濃い茶のときの菓子の呼び名)を盛る器です。一例です。 白っぽい陶器の食籠(じきろう)は、風炉の時期に使います。 菓子を一つ載せているのは、銘々盆(めいめいぼん)で、箸で取りにくいような、きんとん、水羊羹、くずまんじゅうな... -
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濃茶 客の作法 男性
男子と女子の飲み方の大きな違いは、茶碗を手渡しで送る事です。 茶道は、本来は男子の作法でしたが、明治になってから女子のしつけの教育に取り入れてから今のように発展したと聞いています。 女子の点前は、細部にわたり丁寧です。私としては男子の点前... -
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濃茶 客の作法
濃茶を飲んだ後、茶碗と出し服紗の拝見をします。 正客は、出し服紗を右手でとって茶碗の右横へ仮置きします。 茶碗を次客との間に置き、次礼をしてから自分の膝前におき拝見します。 拝見が済むと、次客に送ります。 次客は、三客に次礼をして、茶碗の拝... -
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濃茶 客の作法
濃茶の飲み方 正客が飲んでいる間に、次客は三客(お詰め)へ次礼をします。 この次礼は、「お先に頂きます」の礼ですが、自分の席に茶碗が来てから次礼を していたのでは、お茶が冷めるので早めにしておきます。 正客はのみ終わると茶碗を右手で膝前に、... -
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濃茶 客の作法
濃茶の飲み方 お茶の先生がきれいで、長生きするのはお茶をたくさん頂くからだと聞いています。 私も濃茶は、何枚分の茶葉を一度に飲むのだろう?と思うことがあります。 濃茶をいただく時に、出し服紗の上にのせて飲むのは、なぜなんだろうとずっと思って... -
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濃茶の客作法
濃茶 薄茶は楽しい雰囲気の中で点前が進みますが、濃茶は厳粛な雰囲気の中で静かに進みますので私語は慎みます。 濃茶は、人数分が一つの茶碗で点てられ、客はこれを回し飲みします。 茶碗には、出し服紗が添えられますので出し服紗の上に茶碗をのせて飲み... -
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中置の点前
中置の点前は、秋も深まり火が恋しく思う頃、風炉を客に近づけ、水指を遠のけて、客に暖かさを感じてもらおうとする心配りだと思います。 風炉は道具畳の中央に置きます。 水指は細水指を使い、蓋置きは竹を使います。 <道具を運び出します> 水指を...