江口一子– Author –
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着物
着物 色無地
写真は、色無地の着物です。 色無地は、多彩な模様染めと違って用途によって着分けることができる利用範囲が広い染めの着物です。 色無地には、ちりめんや紬のように地紋がないものと、綸子や紋意匠のように地紋があるものが使われます。地紋がある場合は... -
着物
着物 訪問着
写真は訪問着です。 未婚、既婚を問わずに着られる絵羽模様の着物です。 未婚女性は振袖を着ますが、その袖を短くしたのが訪問着です。 昔は、三つ紋をつけていたそうですが、現在は一つ紋を付けたり、紋を省略して、披露宴や見合いや結納、茶会などに着ま... -
着物
着物 袋帯
写真は袋帯です。 袋帯は、礼装用の帯で二重太鼓や若い方は変わり結びにして用います。 でも、柄ゆきによっては付け下げや小紋にも締められます。 礼装用の最も格の高い帯として丸帯がありましたが、母の時代のものを締めると、重たくて、締めにくくて今は... -
着物
着物 名古屋帯
写真は織り名古屋帯です。 額縁仕立てにしています。 お太鼓になる部分を折り返し、残り全体に裏布を付け帯芯を入れます。 仕立て上がりが、幅は約30センチ、長さは3メートル50センチ前後が目安ですが 体格にあわせて仕立てます。 この仕立てで好き... -
花
青竹うそかえ
茶花の本を見ていたら 花入れ 「青竹うそかえ」と記してあった。 「うそかえ」とは、どんな意味なんでしょうか。 どなたか教えていただけませんか。 -
着物
茶道 帯
写真はワンポイント柄の名古屋帯です。 大正時代に名古屋の女学校の先生がこの帯を考案した事から、名古屋帯と呼ばれるようになったと聞いた事があります。 名古屋帯には、織り名古屋帯と染め名古屋帯があります。 写真の帯は、織り名古屋帯です。 名古... -
茶道具
赤膚焼 香合
扇面の形をした赤膚焼の香合です。 奈良に旅行した友達が、赤膚町の大塩正人窯で買い求め、お土産に頂きました。 赤膚焼の歴史は、古くは垂仁天皇時代からの神器製陶にはじまり、桃山時代に大和郡山城主、豊臣秀長公が五条村赤膚山に、窯を開設されたのを... -
茶道具
紹おう棚 (じょうおうだな)
利休の師である武野紹おうの好みといわれています。地袋の客付き(向かって右側)に、背の低い平水指を入れておきます。 好みの水指がありますが、特に惺斎宗匠の好みのモール捻梅(捻子梅)の形の水指が知られています。この棚は、炉の時期のみ使用します... -
茶会
会記 茶会記
写真は、茶会記、会記と呼ばれているものです。茶会や茶事の道具組みを書きとめた記録で、もともとは、招かれた客が亭主のもてなしを受けその感激を、長く記録に書きとめたもので、道具の組み合わせをはじめ、炭道具や箱書付のことや、懐石料理の献立の事... -
茶道具
花押
十三代 即中斎筆 「無事」の掛け物です。左下に即中斎宗匠のお花押があります。 私が、茶道の稽古を始めたのは、即中斎宗匠の時代でしたので、ことのほか即中斎宗匠のお筆には、親しみと尊敬の念を持っています。 昔の人が現代の印鑑の代わりのように署...