炉の道具炭
炉の炭点前に使われる炭の種類は、胴炭1本、輪胴1本(後炭点前に使います)、丸ぎっちょ3本、割りぎっちょ4本、管炭2本、割り管1本、添炭2本、枝炭2本(2本立て1本、3本立て1本)を炭斗に組みます。
濡れ灰(ぬればい)
素焼きや焼きしめの灰器の中に、湿り気のある蒔き灰をいれておきます。
灰さじをふせて入れます。
炉の炭点前では、必ず炭をつぐ前に炉の灰の上に濡れ灰をまきます。
濡れ灰をまくことで、炉中を清めて、炉内の景色が風情あるものになります。
今は、クヌギの木を焼いた硬い炭を用意することは難しくなりました。
お道具屋さんに注文すれば別ですが、、、、
私は炭を焼いている方から購入して、長さに切り、たわしで洗い、干してから使用しています。
なかなか面倒だなと感じる事がありますので、なるだけ閑な時に、たくさん用意するようにしています。
洗って干しているのを見るときは、なんだかとても重労働をした後のような、満足感があります。
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