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炉の花

我が家の庭の西王母の花が2週間前ほどから咲き始めました。
炉開きはいつかいつかと、待っているようです。

私が、いつ咲くか、いつ咲くかと心待ちしている花があります。
5年ほど前、京都の「高台寺」に行ったとき、記念にと思い椿の種を拾って持ち帰りました。その種を蒔き、今は1メートルほどの木になっています。
いつになったら椿の花が咲くだろうかと楽しみに待っていまが、実生で育てるとなかなか花は咲かず、咲いても同じ花は咲かない事が多いらしいのでちょと残念です。
すでに花の名前は決めています。
「ねね椿」です。すばらしい名前だと思うのですが。

炉の時期の花は、なんといっても「椿」ではないかと思います。
初釜の花も、青々とした竹に結び柳と、椿の花が入っています。

11月にはどんな花が似合うのか調べてみました。
  青磁の下蕪に、西王母、はしばみ
  唐津焼に   白桔梗、ほととぎす草
  竹根 稲塚に 嵯峨菊、ほととぎす草 
  油壺に、   白玉椿、とりとまらず
  高取の掛   白玉椿、山法師
  一重切    西王母、夏椿 
  唐津     初嵐、にしきぎ
  備前     西王母、照り葉
  竹花入れ   紅白の椿、はしばみ照り葉
  伊賀の耳付  嵯峨菊
  日高焼    吹上菊 竜胆   参考まで

夏椿とありますが、11月でも咲いているのでしようか。
我が家にも以前夏椿の木があったのですが、水不足の夏に枯れてしまいました。
とても好きな花でしたので、新たに買い求めて植えたのですが、また枯れてしまい
ました。しばらく買うのをやめておこうと思っています。
夏椿は別名、シャラノ木と言われており、花の少ない暑い夏に単の白い花を咲かせます。

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