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立礼卓の点前 ②

立礼卓の点前 ①の続きです。

お茶が点ち茶碗を脇の台に出します。半東が茶碗を客に取次ぎします。
客より(頂きます。)の挨拶を受け、服紗を帯につけます。
客から茶碗が戻れば、右斜めに回り右手で取り込み、左手で扱ってから、右手で一度
仮置きします。
体を正面に戻し、右点前、左横、右横と持ち替えて茶碗を体正面に戻します。
湯ですすぎ、薄茶の点前をそのまま続けます。
釜に2杓水を足し、湯返しをしてから、釜の蓋をします。水指の蓋をします。

正客より両器の拝見を請われればこれを受けます。
柄杓を取り、構えて蓋置きを取って、蓋置きの正面が手前になるように、向きを
変えます。柄杓の節上を右手で扱って、左手で切止めの近くを上から持ち、釜の横に縦に飾ります。

両器を拝見に出します。
まず、茶碗の右手前を持ち、左横、右横と持ち替えて体の正面に仮置きします。
茶器を右手で取り、左手で受けて、右に回り、水指の右手前に置きます。
(客に茶碗を出す時に茶碗を置いた位置と同じです。)
茶器のふたを拭いたあと、脇の台の上に出します。
体を卓の正面に戻し、茶杓を右手で取り、茶器の横に並べて出します。
卓の正面に戻り、茶碗を水指前に戻し、建水を持って下がります。
つづいて茶碗を持って下がり、水次やかんを持って出で、水指に水を足し、
水屋へ下がります。

客の拝見が終われば、道具の前に座り、正客のお尋ねに答えたあと,両器を水屋に下げ茶道口で一礼して、点前を終わります。
大勢の客が拝見する時は、両器をそのまま飾りつけする場合があります。
その時は、水次やかんを水屋に戻してから、茶道口に出て一礼し、点前を終わります。

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