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立礼卓(りゅうれいじょく)での点前

6月の日曜日、山深い町で大寄せの茶会があったので参加しました。
途中まで整備された道を快適に車を走らせましたが、そのうちどちらを見ても 山、山、山、やっと着きました。早速、お濃席に入り、次にお薄席に入ると 

  分け入っても 分け入っても 青い山  

山頭火の短冊が床に掛かっていました。まさに山頭火も、この土地に来るまで行けども行けども周りはただ山、山、山とため息が出たのでしょうか?
そう思ったら急にこのお薄席がとても身近に思えてきました。気軽な茶会でしたのでのんびりと楽しむことが出来ました。又 立礼卓でのお点前でしたので足もしびれずに済みました。
お茶を習い始めて日の浅い方や、興味のある方は気軽な大寄せの茶会から経験してみてはいかがでしようか。作法が良く分からなくても隣の方に 良くわかりませんのでお願いします。と一言伝えておけば大丈夫です。

  立礼卓の点前とは  テーブルの上に道具を置きつけてお薄の点前を椅子に座ってします。大寄せの茶会とは  広い場所に大勢の客を招いて催す茶会です。

お茶会に出かけるときは 扇子 懐紙 菓子切 使い服紗を持ちましょう
  洋服で参加されるときは白のソックスを持参し、席入りする時に履きます。
  着物の方は替えの足袋を持参し、席入りする時に履き替えます。
  茶席に入る時は、時計、指輪を外し香りの高い香水なども用いないほうが良いでしょう

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