六月に入り、お稽古場の釜が炉から風炉に替わりました。
毎年この時期になると、茶室の空気がすっと変わる気がします。炉のある冬から、風炉の夏へ。同じお稽古場なのに、季節ごとに表情が違うのが茶道の面白いところです。
風炉は五月から十月まで使います。炉に比べてお湯の沸き上がりが早く、点前の流れも少し変わります。毎年替わるたびに、あらためて気持ちが引き締まります。
梅雨の季節、お稽古に来てくださる方も蒸し暑い中を足を運んでくださいます。茶室の中だけは、どこか静かな涼しさがあります。そんな空間を大切にしながら、今月も丁寧にお稽古を続けていきたいと思います。
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