且座は5人がそれぞれ役目があります。
花を入れ、炭をして、香をたき、濃茶を点て、薄茶を点てる。
でもこの頃は、5人揃って稽古をすることはできないので、
3人集まった時は、1人が二役して足の運びの稽古をします。
細かな動作を書くことは中々難しい。
大まかな流れです。
七事式では基本、八畳敷きでします。
席入りする前に、水屋で皆で挨拶します。
扇子はもちません。
席入りの足の運びを図にしてみました。
席入り
客、亭主(東) は、茶道口から席入り。
茶道口で一礼
両手をつき、
立って入らず、膝行です。
半東は席入りしません。
半東は
茶道口で花台を前に置いて一礼。
一同総礼、
且座の始まりの礼。
花台を床まで運び出し、所定の位置に置く
水屋に下がり、炭斗を前に置いて茶道口に
控えている。
東は
半東が茶道口に下がるころ、正客へ花の所望をする。
この時、東は正客へ一礼をする。
正客は
これを受け一礼し、床前に進み花入れの正面で花入れをよく拝見する。
花台の前に行き、花を選ぶ。
まとまれば切り揃える。
花入れの前に行き花を入れる。
花を入れると花台の前に戻り、残りの花を片付ける。
茶巾と水次を持って花入れに水を注ぎ足す。
花台の前に戻り水次、茶巾をもとの場所に戻す。
もう一度花台をあらためる。
花台をもとの位置に戻し、席にもどる。
半東
正客が席に戻ったら炭斗を持ち出し所定の炉の右側に置く。
水屋に下がって灰器を持ち出す。
踏込み畳の半畳の座に座り、灰器、服紗を畳んでおく。
炭点前をする二客が女性の場合
灰器、服紗を置いたら立ち、図のように
右足→左足→右足と下がり左足を床に向けて出し
右足で通い畳の角を越えて、床の花台を取りに行く
花入れの正面に座り花を拝見する。
軽く一礼をする。
花台を持ち水屋へ下がる。
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