六月を「水無月(みなづき)」と呼びます。
「水が無い月」と書くのに、梅雨で雨が多いのは不思議だと思い、以前調べてみたことがあります。
調べてわかったのは、「無」は「の」という意味で使われているということです。つまり「水無月」は「水の月」、水が豊かな月という意味になります。古い日本語の表記では「の」を「な」と書く用法があり、「神無月(かんなづき)」も同じ例です。
こういった言葉の成り立ちを知ると、掛け軸や茶道具の銘をより深く味わえるようになります。茶道には季節の言葉が随所に出てきますので、一つひとつ丁寧に調べておくことを、私は習慣にしています。
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