「無事是貴人」ぶじこれきにん
と読みます。
ある講習会の時にこの掛物がかかっていました。そのときに宗匠から説明を頂いたのですが、禅のことばは、はっきりと理解できませんでした。ただ普通に思っている「無事」の言葉の意味と少し違う事くらいしか理解できませんでした。
11代碌々斎 (ろくろくさい)は1837年~1910年で74歳の高齢で没した。12代の惺斎宗左のお父様になる方なので、同じ空気を吸っていたような親しみを感じます。
幕末から明治維新の混乱期で、茶道界を守っていくことが困難な時代のなかで、祖道を守り抜いた偉大な方だったそうです。
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