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見桃花悟道

今日は桃の節句、ひな祭りです。
数年前に、孫のお祝いをしましたが、その後はテレビの上に友達が作った小さなお雛様とお内裏様を飾るだけです。
昔のしきたりは、優雅なものですね。でもひな壇を眺めるときれいですね。

お雛様ときっても切れない桃の花。禅の言葉の中に「桃」の字があるか調べて見ました。

「見桃花悟道」   桃花を見て、道を悟る
「三月桃花紅似錦」 三月の桃花紅にして錦に似たり 
          (さんがつのとうかくれないにして、にしきににたり) 
「桃花千歳春」   桃花千歳の春 (とうかせんざいのはる)
          中国では長寿や吉祥を祝う際の品には必ず桃の絵が画かれている。          桃の花が千年変わらぬ春を彩っている。
「桃李一渓春」   桃李一渓の春 (とうりいっけいのはる)
          桃とスモモの花が咲き、そのうちに花びらは川に流されます。
           世の中は無常がゆえに、時に思いもよらない美しい姿を見せてくれる。

まだまだたくさんあります。
中国では、桃は長寿の象徴であると同時に、魔よけの意味を持つためからでしょうか。

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